長唄

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  • 056-1
    酒のさの字  端唄・小唄 長唄   酒のさの字(編曲:上領亘)

    酒のさの字はよい酒 よいさの字
    さまに焦がれて ちょっと思いざし
    さってもせ

    手まず さえぎる この杯を
    さそうか 押さえか
    さってもせ

    今日の魚はなんなんなんぞ
    鯛やかつをは そりゃ よそのこと
    小唄 こまいで
    さってもせ さってもせ

    逃げゆく 太郎を順送り
    主を次郎が追い回す

    盆に祝言 めでたいな めでたいな 
  • 062-1
    喜撰(六歌仙容彩)  長唄   喜撰(清元・長唄) 
    作詞:松本幸二 作曲:十世杵屋六左衛門 編曲:上領亘
    唄方:杵屋勝四寿 三味線:杵屋栄之丞

    ヤレェ色の世界に出家を遂げる
    ヤレヤレヤレヤレ細かにちょぼくれ
    愚僧が住家は京の巽の世を宇治山とは人は云ふなり

    ちゃちゃくちや茶ゑんの 咄す濃茶の縁の橋姫

    夕べの口舌の袖の移り香 花橘のが小島が崎より
    一散走に走つて戻れば 
    内の嬶が悋気の角文字 牛も涎を
    流るる川瀬の 口説けば内へ我から焦がるる蛍を集めて手管の学問

    唐も日本(やまと)も里の恋路か 
    山吹流しの 水に照り添ふ 
    朝日のお山 誰でも彼でも二世の契りは
    平等院とや さりとは是はうるせぇこんだに

    奇妙頂礼どら如来 嗚呼…
    衆生手立ての唄念仏

    難波江の片葉の芦の 結ぼれかかり アーレワサー コレワイサー

    解けてほぐれて逢ふ
    待つに甲斐ある ヤンレ夏の雨
    ヤットコセー ヨイヤナ アリャリャ コレワイナー コノナンデモセー

    姉さんおん所かえ
    島田金谷は川の間(あい) 旅籠はいつもお定まり
    お泊りならば泊らんせ お風呂もどんどん沸いてある 障子もこの頃張替えた

    畳もこの頃替えてある お寝間のお伽も負けにして
    草鞋の紐の仇どけの 結んだ縁の一夜妻
    あんまり憎うも 
    あるまいか でもそうだろ そうだろ そうであろう
    住吉様の岸の姫松 めでたさよ
    いさめの御祈祷 清めの御祈祷
    天下泰平国土安穏 目出度さよ

    来世は生を黒牡丹 己のが庵へ...
    己のが庵へ帰り行く
  • 066-1
    さわぎfeat.杵屋栄之丞  端唄・小唄 長唄   さわぎ(編曲:上領亘)

    送りましょうかよ 送られましょうか…

    サァサ浮いた浮いた ヤートヤトヤト
    サァサ浮いた浮いた ヤートヤトヤト

    めでためでたの若松様よ 
    枝も栄えて葉も茂る

    花が蝶々か 蝶々が花か
    来てはチラチラ舞い遊ぶ

    墨田川さえ 棹さしゃ届く
    なぜに届かぬ わが想い

    サァサ浮いた浮いた ヤートヤトヤト
    サァサ浮いた浮いた ヤートヤトヤト

    送りましょうかよ 送られましょうか
    せめてあの町の角までも

    三軒町の三曲がり 曲がった角から三軒目
    お前の商売なんじゃいな
    私の商売 三味線屋
    サァサ 弾いたり張ったり ヤートヤトヤト
    ーーーーーーーーーーーー
    三味線:杵屋栄之丞 
  • 070-1
    白浪五人男〜稲瀬川勢揃いの場〜(青砥稿花紅彩画)  長唄   歌舞伎脚本。「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」の通称。世話物。五幕。河竹黙阿彌作。
    文久二年(一八六二)江戸市村座初演。歌川豊国筆の人気役者の見立て絵から想を得て作ったもの。
    日本駄右衛門を頭とする弁天小僧、忠信利平、赤星重三、南郷力丸の五人の盗賊の物語で、白浪狂言の代表作。人気の四幕目の「稲瀬川勢揃いの場」の音楽。(改訂新版 世界大百科事典 「白浪五人男」より)

    勢揃い(長唄 編曲:上領亘)

    白浪や ここに寄するや 
    江ノ島の 弁財天と 言う名さえ
    青海原の舟唄や

    初音と名さえ忠信が
    龍(りう)に 翼のねぐら鳥

    一重か八重か 夕霞
    あかつき近き 赤星が

    世にも轟く雷の
    その南郷の 真砂路や

    沖を越えたる 親舟の 
    丁度 揃うた 春の手(た)まくら
  • 071-1
    チンチリレン  長唄
  • 072-1
    梅とさんさん(京鹿子娘娘道成寺)  長唄   梅とさんさん(歌舞伎 京鹿子娘娘道成寺の一節)編曲:上領亘

    梅とさんさん桜は
    いづれ兄やら弟やら
    分きて言われぬな 花の色え

    菖蒲杜若は いづれ姉やら妹やら
    わきて言はれぬな 花の色え