03~縁~(ZeroSan~Enishi~)

CD Album
アルバム「03 縁」のジャケット写真
2014/08/08 Release
定価:2,000円(税込)
2014.8.8 Release!
NeoBallad 3rd Album 『03~縁~』(ZeroSan~Enishi~)

活動の中でご縁のあった地域のリクエスト曲や思い出の曲を主に収録した作品。
各地の皆さんとの出会いに感謝を込めて。

【Participants】
津軽三味線:寂空-Jack-(The Shamisenists)
尺八:神永大輔-Daisuke Kaminaga-(和楽器バンド,華風月)

収録曲

  • 01
    八戸小唄   青森県   八戸小唄
    (作詞:法師浜桜白 作曲:後藤桃水 編曲:上領亘) 

    唄に夜明けた かもめの港
    船は出て行く 南へ北へ(ハァ ヨイヤサ)
    鮫の岬は 潮けむり(ハ キタサ チョイサ)

    けむる波止場に 船つく頃にゃ 
    白い翼を 夕日に染めて(ハァ ヨイヤサ)
    島のうみねこ 誰を待つ(ハ キタサ チョイサ)

    錨おろせば さ霧の中に
    紅い灯影が チラチラ見える(ハァ ヨイヤサ)
    行こか懐かし *港橋(ハ キタサ チョイサ)

    嶽の日和に 稲の花ざかり
    娘おどれよ おしまこ踊り(ハァ ヨイヤサ)
    城下二万石 菊の郷(ハ キタサ チョイサ)
    -------------------------------------------
    備考:
    文献によって「あの港」とするものもあり、音源では港町と歌っていますが、2023年東北新幹線八戸開業20周年を記念し、八戸圏域版DMO VISITはちのへが八戸駅に設置した歌詞パネルの文言に合わせ、湊橋と訂正しております。公演では港橋と歌っております。
  • 02
    日光和楽踊り   栃木県   日光和楽踊り(栃木県民謡 編曲:上領亘)  

    ハアーハエー 日光名所は 朱塗りの橋よ
    下を流るる ヤレサヨー 大谷川

    ハアーハエー日光街道の 並木を行けば
    風がそよそよ ヤレサヨー 夏知らず

    ハアーハエー 一目見せたや 故郷の親に
    和楽踊りの ヤレサヨー 伊達姿

    ハアーハエー 和楽踊りに 娘を連れて
    力こぶある ヤレサヨー 婿えらび
    -----------------------
    尺八:神永大輔
  • 03
    宮城長持唄   宮城県   宮城長持唄(宮城県民謡 編曲:上領亘)

    ハー 今日はナー 日もよし
    ハー 天気もよいし
    結びナー 合わせてヨー
    ハー縁となるナーエー

    ハーさァさナー お立ちだヨー
    ハーお名残惜しや
    今度ナー 来るときゃヨー
    ハー孫つれてナーエー
  • 04
    下津井節   岡山県   下津井節(岡山県民謡 編曲:上領亘)

    下津井港はヨ 入りよて出よてヨ
    真艫巻きよて まぎりよてヨ
    トコハイトノエー ナノエーソレソレ

    下津井港にヨ 錨を入れりゃヨ
    街の行燈(あんど)の灯が招くヨ
    トコハイトノエー ナノエーソレソレ

    下津井女郎はヨ 錨か綱かヨ
    今朝も出船を また止めた
    トコハイトノエー ナノエーソレソレ

    船が着く着くヨ 下津井港ヨ
    三十五挺槽の 御座船がヨ
    トコハイトノエー ナノエーソレソレ
    トコハイトノエー ナノエーソレソレ
  • 05
    真室川音頭   山形県   真室川音頭
    (山形県民謡 補作詞:若狭さち 編曲:上領亘)

    私ゃ真室川の梅の花コーリャ 
    貴方また この町の鶯よ
    花の咲くのを待ち兼ねてコーリャ 
    蕾のうちから通って来る
    (ハア ドントコイ ドントコイ)

    夢を見た夢を見た夢を見たコーリャ 
    貴方と添うとこ 夢に見た
    三三九度の盃をコーリャ 
    いただくところで目が覚めた

    水面を照らす 朧な月影
    あぁ風に揺蕩う 儚い夢よ

    私ゃ真室川の山桜コーリャ 
    貴方マタ浮気な 春の風
    咲かせてくれたはよいけれどコーリャ 
    一夜で散れとは 憎らしや
    (ハア ドントコイ ドントコイ)

    貴方は御殿の八重桜コーリャ 
    私ゃまた垣根の朝顔よ
    いくら程よく咲いたとてコーリャ 
    御殿の桜にゃおよばない
    (ハア ドントコイ ドントコイ)
  • 06
    広島木遣り音頭   広島県   広島木遣り音頭(広島県民謡 編曲:上領亘)

    イーヤーハーァ めでためでたが三つ重なりて
    ヤレ庭にゃ鶴亀 五葉の松
    ソリャ ヤートコセーヨーイヤナーアレワイセ 
    コレワイセ サァナンデモセー

    イーヤーハーァ 安芸の宮島 回れば七里
    ヤレ裏は 七浦七恵比須
    ソリャ ヤートコセーヨーイヤナーアレワイセ 
    コレワイセ サァナンデモセー


    イーヤーハーァ 揃た揃たよ 若い衆が揃た
    ヤレ稲の出稲より またよく揃た
    ソリャ ヤートコセーヨーイヤナーアレワイセ 
    コレワイセ サァナンデモセー

    イーヤーハーァ 西に大黒 東に恵比須
    ヤレ中に まします福の神
    ソリャ ヤートコセーヨーイヤナーアレワイセ 
    コレワイセ サァナンデモセー
  • 07
    新相馬節   福島県   新相馬節(福島県民謡 編曲:上領亘)

    ハアー 遥か彼方は相馬の空かヨ
    ナンダーコラヨート (ハ チョーイチョイ)
    相馬恋しや懐かしや ナンダーコラヨート(ハ チョーイチョイ)

    ハアー ほろり涙で風呂たく嫁ごヨ
    ナンダーコラヨート (ハ チョーイチョイ)
    煙いばかりじゃないらしい ナンダーコラヨート (ハ チョーイチョイ)

    ハアー 待つ夜の長さを四五尺つめてヨ
    ナンダーコラヨート (ハ チョーイチョイ)
    逢うたその夜にのばしたい ナンダーコラヨート (ハ チョーイチョイ)
  • 08
    外山節   岩手県   明治24年に盛岡市薮川外山に宮内省の御料(馬)牧場が発足し、多くの馬が育成されたが、その時の草刈り作業の唄だった。(いわての文化情報大事典より)
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    外山節(岩手県民謡 編曲:上領亘)

    わたしゃ外山の 日陰のわらび
    誰も折らぬで ほだとなる
    (コラサーノサンサ コラサーノサンサ)

    わしと行かねか あの山陰さ
    駒コ育てる 萩刈りに
    (コラサーノサンサ コラサーノサンサ)

    わたしゃ外山の 野に咲く桔梗
    折らば折らんせ 今のうち
    (コラサーノサンサ コラサーノサンサ)

    あねこ行かねか あの山越えて
    わしと二人で わらび採り
    (コラサーノサンサ コラサーノサンサ)
  • 09
    嘉瀬の奴踊り   青森県   嘉瀬の奴踊り(青森県民謡 編曲:上領亘)

    さァさこれから 奴踊り踊る
    さァさこれから 奴踊り踊る
    (ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)

    今年ゃ豊作 皆踊るべし
    稲の田んぼが まず揺らいだな
    (ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)

    嘉瀬と金木の間の川コ
    石コ流れて 木の葉コ沈む
    (ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)

    竹の切口に シコタンコタンとなみなみたっぷり
    たまりし水は 飲めば甘露のまた味がする
    (ソラヨヤナカ サッサ)

    稲妻ピカピカ 雷ゴロゴロ 意気地なし親父
    ばら株サ ひっかかって 千両箱拾った
    (ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)

    親の意見と 茄子の花は
    千に一つのまた無駄もない
    (ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)

    お前百まで わしゃ九十九まで 
    ともに白髪の また生えるまで
    (ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)

    あまり長いは 御座の邪魔に
    先ずはひとまず また次御座る
    (ハイ ハイ ハイ ソラヨヤナカ サッサ)
  • 10
    秋田長持唄   秋田県   秋田長持唄(秋田県民謡 編曲:上領亘) 

    蝶よナーヨー 花よとヨー 
    育てた娘 
    今日はナーヨー 他人のヨー 
    オヤ 手に渡すナーエー

    故郷ナーヨー 恋しとヨー 
    思うな娘
    故郷ナーヨー 当座のヨー 
    仮の宿ナーエー